タイ地元情報

【タイ】人気急上昇中!チェンマイで泊まりたい穴場ホテル

投稿日:2018年1月26日 更新日:


 

様々な植物が目を楽しませてくれるエントランス

「SugarCane Chiang Mai」とは

「タイの京都」とも言われ、ランナー王朝以来700年以上の歴史と文化を誇る北タイの古都チェンマイ

チェンマイには以前からカフェを楽しむ土壌がありましたが、ここ数年でスペシャルティーコーヒー・カルチャーが急速に浸透してきています。タイ人が得意とするおしゃれでクールなデザインに加えて提供されるコーヒーの質もどんどん上がってきており、世界的な「サードウェーブコーヒー」の流れに乗っているチェンマイのカフェ文化。ガイドブックを見ながら1日に何軒ものカフェを訪れる「カフェ・ホッピング」をする観光客も多く、コーヒー好きが集まる街になってきました。

タイのコーヒー豆テイスティングノート⇒「「タイ」一覧

さて、今回はその チェンマイでおすすめの隠れ家的ホテル をご紹介したいと思います。

ガイドブックなどを見てもチェンマイというとやはりナイトバザール周辺が有名で、客室数の多い大型ホテルもこのエリアに集中しています。しかし、ナイトバザールに歩いて行けるという意味では確かに便利なものの、夜遅くまで大勢の観光客が押し寄せることに加えツアーの団体客が宿泊していることも多く、リラックスしてのんびりホリデーを楽しむという雰囲気ではありません。

今回ご紹介するのは、そうした喧噪から離れた閑静な住宅街の中に2017年にオープンした「SugarCane Chiang Mai」 (シュガーケーン・チェンマイ) です。チェンマイの四角いお堀に囲まれた旧市街から徒歩でわずか数分ほどの距離にあり、空港からもタクシーで約15分という便利なロケーションの当ホテル。タイ人でオーナーシェフのウィッチャさんとイギリス人のご主人スチュワートさんが夫婦で経営していて、モダンながらとてもアットホームな雰囲気です。客室数は全部で22部屋とこぢんまりとしたサイズですが、他のホテルやゲストハウスとは一味違うオーナーのこだわりが色々なところに込められています。

スポンサーリンク
NOMAD TRIP 観光一切なしのチェンマイ旅

<こだわり1:食事がおいしい>

観光にしても出張にしても、せっかく泊まるのなら おいしい食事を期待するものです。しかし、朝食がビュッフェ (食べ放題) だということで楽しみにしていたのに、ごくありふれたものが少し並んでいるだけだった、または作り置きでおいしくなかったという経験をされた方も多いのではないでしょうか。

「SugarCane」では、朝食込の宿泊プランだとメニューから好きな料理を何度でも注文できる形になっています。 これは、オーナーの「食べ物を無駄にすることなく、作りたてのおいしい料理を思う存分食べてもらいたい」という思いから生まれたもの。ちなみに素泊まりプランの場合でも、約900円の追加料金で同じ朝食が楽しめます。

オーナーのウィッチャさんは、小さい頃から家庭で身に付けたタイ料理に加えて、ヨーロッパで数年間にわたり専門的な料理のスキルと知識を学び、アジアと欧米両方の食に精通している経験豊富なシェフ。地元タイの食材の長所を引き出した本格ウエスタンをはじめ、タイ料理の手法にフレンチや和食のエッセンスを絶妙に取り入れたオリジナリティあふれる料理、そして丁寧に作られた本場タイ料理の数々は、とりわけ舌の肥えたグルメな欧米人&タイ人の中で評判を呼び、テレビや雑誌など地元のメディアでもこれまで幾度となく取り上げられてきました。

そんなウィッチャさんがオープンした「SugarCane」なので、その辺りの宿とは料理のレベルが明らかに違います。メニューは一応ウエスタンとタイ料理のカテゴリーに分けられていますが、どれを食べても香りや味のハーモニー、食感、プレゼンテーションなど、シェフの経験と知識に裏打ちされたこだわりが感じられます。通常のメニューの他にも、ダイニングエリアにあるボードに地元の食材を生かしたその日のスペシャルメニューが書かれているので、その中から選ぶのも楽しみの一つです。(下の写真はウィッチャさんの料理一例。いつもメニューにあるわけではありませんのであしからず。)

 

彩り豊かな生ハムとサラミの前菜

シンプルで美味しい焼き立ての自家製パン

フルーツと相性抜群のサーモンサラダ

ビーフステーキを贅沢に挟んだサンドイッチ

どの料理にするか迷ったら、ぜひウィッチャさんに何がおすすめか聞いてみましょう。「このメニューは絶対食べた方がいいよ」とか、「私が一番お気に入りなのはコレ」など、料理への情熱たっぷりに色々アドバイスしてくれることと思います。

また「SugarCane」では、ご主人のスチュワートさんが自らセレクトした地元タイのクラフトビール (地ビール) の品ぞろえがとても豊富。さすが ビールには目がないイギリス人 だけのことはあり、こちらもかなり気合いを入れて選んでいるそう。また、ワインのセレクションもお手ごろな値段のものをメインに揃えられているので、料理と合わせて気軽に楽しめます。

<こだわり2:最高の寝心地>

「SugarCane」で 特にこだわったのがベッド とのこと。「その辺の五つ星ホテルよりもいいマットレスを入れている」とオーナーが自信を持って言うだけあり、お世辞ではなく 本当に快適な寝心地 を味わえます。なかなか適当な表現が見つからないのですが、感覚としては体を横たえた時に跳ねたり沈みすぎたりという不要な動きがなく、どんな身体の動きにもしなやかにフィットして体重を分散しながらドシッと支えてくれるという感じです。(個人的には、某五つ星ホテルの「ヘブンリーベッド」に近いと思います)

こればかりはいくら言葉で説明されてもピンと来ないと思いますが、とにかく 朝目覚めた時に違いが分かる はずです。出張などビジネスで各国を飛び回る際、ベッドが快適だからという理由でいつも特定のホテルグループを利用する方もいるほど、旅行において大事な要素となるベッドの良し悪し。疲れをためずに旅を楽しむ上で、ぐっすりと快適な眠りをサポートしてくれる「SugarCane」のベッド は大きなポイントだと思います。

 

とても快適な寝心地のベッド (ツイン)

こちらはダブル。カバーもこだわりの品

<こだわり3:全室バスタブ完備>

やはり日本人としては、「できることならお風呂で一日の疲れを癒したい」という方は多いことでしょう。日本の感覚だと「ホテルにお風呂があるのは当たり前だろう」と思われるかもしれませんが、チェンマイの旧市街エリアにある宿でバスタブ付のところというのはごく限られています。また仮にバスタブがあったとしても、「水圧が弱くてお湯が全然たまらない」「お湯が途中から水になり、ぬるくて入れない」「有馬温泉か、というぐらいサビ混じりの茶色いお湯が出てきた」 (関西圏の方なら分かると思います) といったトラブルが頻繁に起こります。

「SugarCane」では、全室にバスタブを完備。もちろん水量・水圧も問題なく、気持ちよくお風呂に入ることができます。あとバスタブのサイズがかなり大きいのもポイント。数あるホテルの中でも、ここまでバスタブが大きいところはそう沢山ないと思います。私が個人的に風呂好きだということもありますが、観光にしても仕事にしても滞在中にゆっくりお風呂でくつろげるかどうかというのは、ホテルを選ぶ際の決め手の一つになると思います。

 

洗練された雰囲気の広くて清潔なバスルーム

<こだわり4:トイレが安心>

なぜトイレなのか?これには、チェンマイならではの事情が関係しています。

歴史ある街だけにチェンマイには古い建物が多く、そうしたところでは下水管も現在のものより細くて詰まりやすいため トイレットペーパーを流すことができません。新しいショッピングセンターなどではまず問題ありませんが、特に旧市街やその周辺など古くからの建物が残る地域では、ホテルやゲストハウスに限らずカフェやレストランでも「紙を流さないで下さい」というサインを至る所で目にします。

じゃあどうするのかというと、便座に座った時にちょうど手が届くぐらいのところにゴミ箱があり、そこにおしりを拭いた紙を捨てるシステムになっているのです。ただし中には、フタも何もないカゴのようなものが無造作に置いてあるだけで、捨てられた紙が丸見えのトイレもあります。

外国人にとってこうしたチェンマイのトイレはかなりのカルチャーショックで、観光で訪れた日本人でも相当に拒否反応を示す人が少なからずいます。これが嫌で「外ではトイレをできるだけ我慢する」という人さえいるようですが、外出時はともかく、滞在しているホテルがこのようなトイレだと避けようがありません。

新築で建てられた「SugarCane」は、トイレに紙を流すことを前提に下水管のサイズやポンプが設計されているので、そうした心配もなく日本と同じようにトイレを使うことができます。普通はホテルを探す時にトイレのことなど頭にないと思いますが、チェンマイでホテルを選ぶにあたっては、実際問題としてトイレは考慮するポイントの一つになると思います。

スポンサーリンク
海外旅行にも便利!安心の日本製 携帯おしり洗浄器を楽天市場で探す

<こだわり5:エレベーターがある>

旧市街エリアにはブティックホテルをはじめ、宿泊施設がそこかしこに点在しています。しかし、このエリアでは4階建てぐらいの建物でもエレベーターが備え付けられているホテルというのは殆どなく、私も重い荷物を持って急な階段をひたすら上る (そして下りる) という経験をしたことが何度もあります。また、お年寄りや足が悪いゲストの場合は、予約の際に地上階の部屋をリクエストしておかないと後で大変な思いをすることになりかねません。

「SugarCane」にはエレベーターが備え付けられているので、どの階であってもそうした心配をせずに宿泊できます。特に家族旅行で親と一緒に旅行する際などは、こういう何気ない部分で滞在中の快適さが左右されるものです。ホテルにエレベーターがあるかどうかというのは、意外に無視できない点だと言えるでしょう。

<こだわり6:リラックスできるプール>

「SugarCane」にはオーナーがホテルを設計する時に「絶対外せなかった」というプールがあり、センスのいいデッキチェアーが並ぶリゾートの雰囲気たっぷりのプールは宿泊客からも好評です。キッチンが隣にあるのでドリンクやスナックが欲しくなったらすぐにオーダーできますし、ここで昼寝や読書をしながら一日中のんびりとしているゲストも見かけます。

 

Credit: © 2018 SugarCane Chiang Mai

Credit: © 2018 SugarCane Chiang Mai

もちろん大型ホテルに泊まれば大きなプールがありますが、客室数が多いということは当然プールの利用客もそれなりの数になります。そのため、場合によってはリラックスとは程遠い環境になってしまうこともあります。 (私自身の経験でも、素晴らしいプールだとしても大勢で騒ぐ団体客がうるさすぎて嫌気がさしたことは一度や二度ではありません。) やはり、こぢんまりとしたホテルだからこその落ち着いたプールは楽しめるポイントだと思います。

<こだわり7:地元愛なインテリア>

オーナーのウィッチャさんはインテリアに関しても強いこだわりがあり、全体を素朴なぬくもりのある「メイド・イン・タイ」の家具やインテリアで統一。また、ガーデニングも大好きということでホテル内のあちこちに色とりどりの花や草木があり、街中にもかかわらず自然を感じられるゆったりとした空間を演出しています。よく見ると野菜やハーブも色々な種類が植えられているので、好きな方は何気なく庭を歩くだけでもきっと楽しい発見があることでしょう。

 

開放的で明るいダイニングエリア

吹き抜けとなっている2階からの眺め

キッチンとその隣のダイニングスペース

地元の職人による手作りのインテリア

泊まってみて良かったところ

上にあげたオーナーのこだわり以外にも、私が実際に泊まってみていいなと感じたポイントをいくつか挙げたいと思います。

オリジナルのアメニティ

 

天然素材をたっぷり使ったアメニティ

「SugarCane」では、タイならではの天然素材を配合したオリジナルのアメニティを提供しています。例えば、シャンプーはタイの黒米、コンディショナーはカフィアライム (こぶみかん) とショウガ、そしてボディーソープはターメリック (ウコン) とハチミツを原料に作られており、それぞれ自然素材ならではの柔らかい香りと使い心地を楽しめます。

私が特に気に入ったのはボディーソープ。あたりに漂う濃厚なハチミツの香りと肌がつっぱらない滑らかな使用感で、その辺のボディーソープとは明らかな違いを感じられます。コストを減らすため安い市販品を置いている宿泊施設も少なくない中、手間をかけた「SugarCane」オリジナルブランドのアメニティは満足感の高いポイントです。

女性だけでも安心

海外で宿泊する際に忘れないようにしたいのが、ホテルだから、あるいは知名度のあるゲストハウスだからといって 必ずしも安全とは限らない という点です。例えば、女性だけで旅行している場合、「夜ふと気がつくと、知らない男が部屋に入って来ようとしていた」なんて恐ろしい話も、海外では現実に起こることです。

「SugarCane」では防犯カメラはもちろんのこと夜間には警備員も常駐させるなど、女性だけでも安心して泊まれる よう対策が取られています。スイスから来たという一人旅の女性客が、それまで泊まっていたホテルで危険を感じて急きょ予約サイトで見つけた「SugarCane」に移動してきたというので話を聞いたところ、「安心感が全然違う。ここに来て本当によかった」と話していました。実際私も、ここならもし妻が一人で泊まるとしても安心だと感じます。せっかくの旅行中に被害に遭わないためにも、ホテルを決める際にはセキュリティーのしっかりとしたところを選びたいものです。

タイならではの親切さ

日本人にとってタイといえば「微笑みの国」というイメージがあるようですが、実際に現地を旅行された方ならご存知のように、ホテルやお店などの客商売であっても 意外と無愛想な対応をされることは珍しくありません。 (チェンマイ人は結構シャイなので、それも理由の一つかもしれませんが。)

その点「SugarCane」のスタッフは、細かい作法まで叩き込まれている高級ホテルのような接客ではありませんが、常にアットホームでお客さんの助けになるフレンドリーな対応を心がけるようしっかりトレーニングされています。

ちょうど私がいた時に、タイを旅行中に転倒して大けがを負い毎日通院中の外国人観光客が宿泊していましたが、一人で歩くのが難しいためスタッフがみんなで手伝ったり、食事に来たら座りやすいようにすぐテーブルを動かしてあげたりと、家族のようにあれこれ世話をしている様子を目にしました。元々タイ人はいい意味でおせっかいなところがありますが、それが上手く引き出されることで、ビジネスライクな対応ではない家庭的なサービスを提供できる一例だと思います。

スポンサーリンク

さいごに

タイに限らず外国を旅行する際には、泊まるところが良ければ旅行自体がとても楽しいものになりますし、逆に宿で嫌な経験をすると旅の思い出全部が台無しになってしまいます。

ゲストは家族みたいなもの。だから『タイ人やタイの文化が好きだ』という人にいっぱい来てもらいたいし、何度もチェンマイに戻ってきて欲しいと語るオーナーのウィッチャさん。

「SugarCane」は、高級ホテルのように至れり尽くせりのサービスを提供するところではありませんし、常に面倒を見てくれる日本人担当者がいるわけでもありません。でも、ここには 飾らない等身大のタイ人の温かさ があります。オープンしてまだ二年目にもかかわらず欧米を中心とした各国のゲストでにぎわい、口コミでも非常に高い評価を受けている理由もそこにあるのでしょう。

安心で快適な環境ながらもアットホームな地元の空気を感じられ、観光でも仕事でも、カップル家族友人と、さらには一人旅でも、様々なシーンにオススメできる「SugarCane Chiang Mai」。次にチェンマイを訪れる時には、きっと「ただいま」と言いたくなるはずです。

 

心地よい時間がゆっくりと流れる

ホテル前に来るロティの屋台はゲストにも人気

<予約方法>

Airbnb で「SugarCane Chiang Mai」と検索。※空きのある部屋が全て出ているわけではないので、検索にヒットしない場合は他の方法で調べてみてください。

直接 SugarCaneの公式サイト (英語) からも予約可。(サイト右上にある「Reservations」から予約画面にジャンプします)

その他、Booking.comAgoda.com などのホテル予約サイトから「SugarCane Chiang Mai」で検索しても予約できます。

スポンサーリンク

<お問い合わせ>
SugarCane Chiang Mai
住所: 12/3 Rat Chiang Saen 2 Kor, Hai Ya,
            Muang, Chiang Mai 50100, THAILAND

電話: +(66)93 134 4285
メール: cs@sugarcanechiangmai.com
公式サイト: www.sugarcanechiangmai.com/

ホテル周辺地図

(2019年1月1日:タイトル・見出し修正)
(2019年2月3日:テキスト修正・追加)
(2019年3月8日:レイアウト修正)


スポンサーリンク

東急ハンズ

東急ハンズ

-タイ地元情報
-, ,

執筆者:


Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【タイ】「セーフティーボックスはセーフじゃない」:ホテルあるある その1

近年順調に観光産業が拡大している東南アジア屈指の観光大国タイ。2019年の外国人観光者数は約4,000万人、観光収入が7兆7,000億円にのぼると見込まれています。(参考記事:SankeiBiz 20 …

【タイ】チェンマイのおすすめロースター「Left Hand Roasters」

P’Jaroonのウォッシュド/Photo: by the courtesy of Left Hand Roasters 目次1 チェンマイ拠点のスモールバッチロースター2 地元のコーヒー …

【タイ】チェンダオの自然に囲まれたおすすめの「山カフェ」

緑に囲まれた「Chai Café」 by Gaku.Y チェンダオについて 日本人にも観光地として根強い人気を誇る北タイの古都チェンマイ。そのチェンマイ市街から北に延びる国道107号線を1時間半ほど走 …

【タイ】チェンマイで今話題!とっても『アート』なオーガニックフード

オーガニックフードの最新トレンド みなさんは「オーガニックフード」と聞くと、どのようなものを想像されるでしょうか。 日本の消費者の場合、オーガニックフードを購入するのは「体にいいから」とか「安全だから …

このブログについて

東南アジアに住む筆者が、コーヒーコラムやテイスティングノート、また競技会や展示会等のイベントなど、コーヒー文化と地元の情報を現地から発信していきます。


管理人: Gaku

30代の通訳者です。
マレーシアのクアラルンプール在住。

[好きなモノ]コーヒー、写真、バイク、温泉、ラーメン

毎朝、妻と二人でコーヒーを飲むのが日課。でも、珈琲ネタを語りだすとサラリと流されます。