数か月ほど前に肩から腕にかけての痛みが消えなくなったため、病院で検査してもらいました。
すると、お医者さんの第一声は、「ノートパソコンで仕事してる?」「はい」
「使うときはどこに置いてる?」「画面を目の高さに合わせるためスタンドの上に」
「そのままでキーボードも使ってる、と」「はい」
「たぶん原因ソレです。ワイヤレスキーボード買って、もっと低い位置に置いて使うようにしたら治るよ」
というわけで、その日のうちに買ったのが「Logitech K470」ワイヤレスキーボード。これは英語キーボードですが、日本語キーボードでは「ロジクール (Logicool) MK470」っていう製品が対応するモデルかと思います。
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使い始めてしばらくするとお医者さんの言った通り肩の痛みはウソのように引いていき、K470の薄型静音仕様&キーの感触も悪くないので以後気分よく使っていました。ところが、数週間前からいきなりヘンな症状が。
テンキーで入力する時に、マイナスキー「ー」を押すと画面がロックされてしまうのです。
最初はNumLockキーが影響しているのかと思い、オン/オフしてみたものの何も変わらず。「困った時にはまずコレ」の再起動もやってみましたが変化なし。ファンクション(Fn)+Fキーで機能をあれこれ試しても改善しません。
Windowsの設定から「アクセシビリティ」→「キーボード」、また「時刻と言語」→「入力」→「キーボードの詳細設定」など関係しそうなところをチェックしたものの、特にこの問題の原因となりそうな設定は見つけられず。
試しにノートパソコン本体のテンキーを押してみると問題なくマイナス「ー」が入力できるため、どうやらワイヤレスキーボードに関連した問題っぽいということは分かりました。
ここで手詰まりになったため、しばらくこの問題を無視しながら(1日に一回は間違って起こる画面ロックにイラつきながら)使っていました。
そんな時、ふと気づいたのがデスクトップにある「Logi Options+」というLogicool / Logitech デバイスの管理&カスタマイズアプリ。
しばらく前に購入したLogitechのマウス「MX Master 3S」を導入した際にインストールして各種設定をしたものの、それ以来使っていませんでした。しかし、今回はこのアプリこそが重要だったのです。
アプリを開けてみると、新規導入したマウスだけでなく既存のワイヤレスキーボードもちゃんと設定対象に入っていました。(下図参照)
「キー」のタブからテンキーの機能を変更できるかと期待したのですが、このモデルのキーボードで機能を設定できるキーはハイライトされているF1からF4だけのようです。しかし、「設定」タブにそれらしきものがありました。
下図のように左のタブから「設定」を選んで、一番下の「デフォルト設定にリセット」を選択。「全部設定が消えるとヤバいんじゃないの」と思わず手が止まりそうなところですが、これはデバイスごとの設定なので、キーボード設定をリセットしてもマウスに割り当てたボタンの機能などには影響しません。(もちろん選択しているキーボードに自分なりのカスタマイズ設定をしていた場合は消えますのでご注意を。)
リセット後、恐る恐るマイナスキー「ー」を押してみると…大成功!! 画面ロックにならずにちゃんと入力できました。
Logicoolの場合、テンキー上部の右上のボタンにロック機能を割り当てられるようなのですが、自分で何もしていないのになぜ勝手にそうなったのかは結局不明。ただ、考えてみるとこの現象が起き始めたのは新しいマウスを導入してから=「Logi Options+」アプリを入れてからなので、何かしらその際にデフォルトの設定が別の設定で上書きされた可能性が高いのではないかと思います。
もしLogicool / Logitech キーボード使用中に突然マイナスキー「ー」で画面ロックになってしまう!という症状が出た場合は、上の方法を試してみてください。
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