今回は、OXO (オクソー) というアメリカのメーカーの「Barista Brain (バリスタ ブレイン)」コーヒーグラインダーについてお伝えします。
OXO について
米国ニューヨークに本社を持つOXOは、誰もが使いやすいユニバーサルデザインを理念として1990年に創業したブランドです。病気を患う自分の奥さんがキッチンツールを使うのに苦労していた姿を見て、みんながもっと使いやすい製品を開発しようと思ったのがきっかけだとか。一風変わったこのブランド名ですが、どの言語でも覚えやすいものにしたかったという創業者のアイデアで生まれたもの。「使いやすさ」と「機能性」を重視して開発された同社の製品は、これまでグッドデザイン賞をはじめ多くのアワードを受賞しています。
Barista Brain について
このモデルがユニークなところは、グラインダーなのにデジタルスケールを内蔵していること。カップ数に合わせて挽く機能はあっても、グラム数を指定して挽けるグラインダーは非常に珍しく、プロのバリスタの中にもこの機能を気に入って使っている人がいるそう。挽き具合の設定をすべてダイヤルボタン一つで行えるシンプルな操作感もポイントです。
さらに、(なぜかあまりアピールされていないんですが) コーヒーの風味を損なわないよう低速回転で熱を抑えながら挽けるDCモーターを採用しているのも魅力的です。
UVカット仕様のホッパーは豆を一度に450gまで入れられる大容量で、粒度 (挽き具合) は38段階調整でフレンチプレスからエスプレッソまで対応。着脱可能なステンレス製コニカル刃&DCモーターの組み合わせにより、多くのユーザーから「微粉が少ない」「均一に挽ける」と高い評価を受けています。
スケール付きグラインダーという独自の特長を持つBarista Brain (バリスタブレイン) ですが、残念ながら当モデルの販売は終了し現在は在庫分限りの販売となっているようです。手に入れたい方はお早目にどうぞ。
スポンサーリンク
関連記事:「【レビュー】Breville ブレビル スマート グラインダー (the Smart Grinder™) を使ってみた」
[参考資料]
ブレンドとモーニングコーヒー. BRUTUS. No.909 P.72. マガジンハウス 2020