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【ベトナム】エッグコーヒーってどうなの?⇒予想外に美味しかった

投稿日:2018年3月29日 更新日:


エッグコーヒー by Gaku.Y

「気持ち悪い」と言う前に

エッグコーヒーという名前を初めて聞いた時に、「わぁ、美味しそう」と思う方はかなりレアな人でしょう。

普通に考えれば、コーヒーと卵はマッチしません。エッグコーヒーはその名の通りコーヒーに卵が入っているわけですが、最初は「何か気持ち悪そう」というのが正直な感想かもしれません。イメージ的にあのドロッとした生卵が頭に浮かぶと、どう考えてもコーヒーに入れてよいものではないと拒否反応が先に立つのも理解できます。

しかし、コーヒーと一緒に美味しいカスタードシュークリームを食べているとしたらどうでしょうか。カスタードクリームの材料は牛乳、砂糖、小麦粉、そして卵黄です。卵がメインの材料となっているにもかかわらず、今度はコーヒーと一緒に味わう様子を思い浮かべても違和感がないはずです。つまり、卵がお菓子として (とりわけ砂糖と混ぜて) 使用される場合には、コーヒーや紅茶などとも相性は良いのです。

ベトナムでカフェ・チュン (Cà phê trúng) と呼ばれるエッグコーヒーも、まさにそうしたデザート感覚の風味が楽しめるもので、決して罰ゲームで飲まされるようなグロい系の飲み物ではありません。ではエッグコーヒーはどのようにして作られるのでしょうか?

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↓家庭で簡単に楽しめるベトナムコーヒー

エッグコーヒーとは?

店によっていくらか違いがありますが、基本的には卵黄に砂糖、コンデンスミルクを加えてよくかき混ぜクリーム状になったものを、コーヒーの上からカップ一杯に浮かべるというものです。

よく「カスタードクリームのよう」とも表現されるエッグコーヒーですが、小麦粉が入るためテクスチャーが若干しっかりしたカスタードに比べて、エッグコーヒーのクリームはもっと滑らかですぐに流れ出すぐらいトロッとしています。またホイップクリームのように大量に空気を含むわけではないので、口に入れた時には柔らかい甘味と共にとても濃厚できめ細やかな食感を味わえます。

濃厚なエッグクリーム by Gaku.Y

エッグコーヒーの飲み方についてですが、よく混ぜて飲むのが正しい飲み方だという人もいれば、あまり混ぜない方がいいという人もいます。結局のところは、自分が好きなように楽しめばいいわけですが、個人的にはクリームとコーヒーを途中まではあまり混ぜずに別々に楽しむのが美味しいと思います。

ベトナム北部の街ハノイで始まって以来、半世紀以上の歴史を持つ「エッグコーヒー」。インターネットでも、特にエッグコーヒー発祥の店であるハノイの「ザン・カフェ (Cafe Giảng)」についてはブログ等で沢山の情報が見つかりますが、現在ではハノイ市内はもちろん、他の都市でもエッグコーヒーを提供するカフェが増えてきています

私も現地のカフェで幾つかエッグコーヒーを試してみましたが、店ごとにクリームのテクスチャーや風味も違えば、ベースとなるコーヒーの味も多種多様です。みなさんもベトナムを訪れることがあれば、カフェのメニューにエッグコーヒーがないかぜひチェックしてみてくださいね。

伝説のエッグコーヒー「カフェ ジャン」が横浜にオープン!

さて、このハノイの超有名店「Cafe Giảng」が、1946年の創業以来初めてとなる2号店2018年4月23日にオープンしました。しかもその場所は・・・なんと 日本の横浜中華街!

よく知らない方からすると、新しいカフェがまた一つオープンしただけと思われるかもしれませんが、ベトナムに行かずとも本場ハノイでしか飲めなかったエッグコーヒーが日本で楽しめるようになるというのは、実は かなりすごいこと なのです。

これまで70年以上もの間 “企業秘密” だった製法を受け継ぎ、コーヒー豆ももちろんベトナムから直輸入したオリジナルのものを使用するという2号店の「Cafe Giang」。看板メニューのエッグコーヒーはホットで480円、アイスが520円とリーズナブルな価格設定となっています。「ハノイで飲んだエッグコーヒーの味が忘れられない」という方も、「噂には聞いていたので一度飲んでみたかった」という方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

<店舗情報>
Cafe Giang
住所: 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町78-3
営業時間: 10am~11pm (年中無休)

カフェ周辺地図

[参考資料]
(2018年3月19日) 日本初上陸!ベトナム ハノイで人気の「エッグコーヒー」発祥の店『CAFE GIANG』 2018年4月23日(月)、横浜でNEW OPEN!. PR TIMES, URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000032659.html (参照日:2018年3月28日)

(2018年4月26日:テキスト追加・修正)
(2018年6月3日:見出し修正)

 


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東南アジアに住む筆者が、コーヒーコラムやテイスティングノート、また競技会や展示会等のイベントなど、コーヒー文化と地元の情報を現地から発信していきます。


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マレーシアのクアラルンプール在住。

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