マレーシア地元情報

【マレーシア】駐車料金の払い方 (DBKL編)

投稿日:2018年12月13日 更新日:


車社会のマレーシアで、ほぼ毎日接することになるのが駐車料金の支払いです。

ショッピングモールなど大型商業施設にはたいてい自前の駐車場がありますから、入り口で受け取ったチケットを精算機や窓口で支払う、または会員カードが駐車場のプリペイドカードになっていて出口ゲートで機械にタッチするなど、支払い方法で大きく迷うことはないと思います。ただし、これが路上での駐車となると事情が違ってきます。パーキングメーター式のところもあればチケットやスクラッチカードタイプのクーポンを車内の見えるところに置いておくところ、またはパーキングマシンでチケットは買うけれども車内に置く必要はないところなどエリア毎にシステムが異なっており、慣れていないと戸惑うことがあるかもしれません。今回はその中でDBKL (KL市役所) 管轄のチケットマシンの使い方をお伝えします。

スポンサーリンク

料金精算の仕組み

DBKL管轄の地域で広く使われているのが、チケットマシンです。数年前にシステムが一新されて新しい機械が導入されたのですが、それ以前のマシンはとにかく故障中のものが多く利用者からは不評でした。この地域に住んでいる方なら、近くのマシンがすべて壊れているためかなり遠くのマシンまでパーキングチケットを買いに行ったあげく、数分後にチケットを置きに車に戻った時には時すでに遅しーフロントガラスに駐車違反切符が貼られていた、という理不尽な経験をしたことも一度や二度ではないでしょう。

新しいマシンになってからはまず故障が以前より少なくなったことに加え、全てのマシンがオンライン回線で繋がれました。このことにより、チケットを買った時点で駐車料金を支払ったという履歴がメインデータに反映され、車のナンバーをデータベースに照合して駐車違反を検挙する係官がリアルタイムで支払い状況をチェックできるようになりました。(同時に、違反切符を切られた際に「遠くまでチケットを買いに行っていた」という言い訳も通用しなくなりましたが。)

加えて、マレーシアで広く使われている接触型ICカード「Touch’n GO」での支払いもできるようになりました。また実際の駐車した場所から離れたところにいる場合でも、同一エリアであれば近くのパーキングマシンでチケットを買い足すことで、わざわざチケットを置くため車に戻らなくても駐車時間を延長できる点もオンライン接続されているメリットと言えるでしょう。最近では、若年層を中心にマシンで支払う必要がないパーキングアプリを使っている利用者も増えているようです。

パーキングマシンの使い方 (現金/Touch’n GO)

写真A

もし画面に何も表示されていなければ、まず上の写真Aで赤く囲んだ部分のボタンを押します。すると緑で囲んだ部分に「TnG (Touch’n GOカード)」と「Syling (硬貨)」という選択肢が表示されますので、どちらで支払いをするのか選びます。(注:この時点ではお金を入れない

写真B

支払い方法を選ぶと、次にアルファベットのキーボードが表示されます。自分の車のナンバーをアルファベットも含めて間違えないように入力しましょう。入力すると、画面右下 (上の写真Bの緑で囲んだ部分) に「OK」というボタンが表れますので、間違いがなければそのボタンを押して次に進みます。(注:DBKLの係官によると、もし機械の故障などでキーボード入力ができない場合、または発券した後に入力したナンバーの間違いに気づいた場合などは、とにかくチケットを車内の見える所に置いておけば違反切符を切られることはないとのこと。ただしチケットを車内に置いていない場合は、照合するオンラインのデータと車のナンバーが一致しないので駐車違反を取られる危険性大。)

写真C

ナンバーを確定したら最後は支払いです。硬貨で支払う場合は、上の写真Cの赤で囲んだ部分に硬貨を投入しましょう。(50 sen、20 sen、10 sen 硬貨のみ。エリアによって最低金額が異なる。1時間単位での支払い) これがかなりのクセ者で、特に10 sen 硬貨は結構な確率でエラーになって返却口に落ちてきます。ただし返却されたコインでも、もう一回投入すると認識されることが多いので試してみましょう。ちなみに5 sen と10 sen は非常に紛らわしいので、間違って5 sen を入れないようにご注意ください。

もう一つ気をつけるべき点ですが、支払い画面でしばらく時間が経つと自動的に支払いがキャンセルされます。少しコインを入れるのにもたついていると、「ジャラジャラジャラ」という硬貨が返却される無慈悲な音とともにすべてがリセットされて最初からやり直しとなります。あらかじめ支払う金額のコインを手に持っておくなど時間をかけない工夫が大切です。硬貨を投入したら、画面に表示されている時刻内に自分の駐車したい時間がおさまっているかどうか確認し、「OK」ボタンを押して金額を確定します。

支払いを「Touch’n GO」カードで行う場合は、まず何時間分を払うのか選択します。「RM0.80」「RM1.60」など、駐車したい時間に合わせて金額を選びましょう。「OK」ボタンを押して金額を確定したら、マシンの下の方にカードを接触させるスロットがありますのでそこに「Touch’n GO」カードを入れてください (下の写真の緑で囲んだ部分。デザインが悪いのか妙にカードを入れづらいのはご愛敬)。認識するまでに数秒かかることもありますので、画面が切り替わるまでは読み取り部分に接触させておきましょう

金額が確定して支払いが終わると、めでたくチケットが発券されます (写真Cの青で囲んだ部分から出てくる)。「NO. KENDERAAN (車両番号)」の下に正しく自分のカーナンバーが印字されているなら、わざわざチケットを車内に置きに行く必要はありません。うっかり駐車時間を超えてしまわないよう、チケットの有効時間には注意しておきましょう。

青で囲んだ時間まで有効

路上駐車であれば1時間あたり約20円から30円の間という、日本と比べると相当に安い駐車料金のマレーシア。ただし、通常黄枠のパーキングスポットが赤枠になっているところは、そのスペースを借りている店舗のカスタマー以外駐車してはいけないとか、車の修理店やタイヤ店の前は駐車できない (うっかり駐車するとかなり怒られます。場合によっては車を故意に傷つけられることも) 、また本来夕方以降は無料駐車なのに駐車料を高額請求してくる違法なボッタクリが出没する要注意エリアがあるなど、パーキングのシステムという意味では分かりにくい部分も多く、慣れない外国人にとっては初めのうち難しく感じることもあるかもしれません。

また駐車料金が課金される時間も、あるエリアでは月~土の日中、隣の市では月~金の日中、さらに別の市では平日・週末を問わず払う必要があるなど、地元の人であっても時折間違えるほど複雑なシステムとなっています。いくら反則金が数千円程度だといっても、やはり違反切符を受け取るのはイヤなもの。多少面倒に感じることもありますが、みなさんも駐車する際にはうっかりミスをしないよう十分注意して下さい。


スポンサーリンク

ITフリーランス

ITフリーランス

-マレーシア地元情報
-

執筆者:


Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

【マレーシア】完全版! 2018年の祝日カレンダー

2019年のカレンダーはこちら→「【マレーシア】各州カバー完全版!2019年の祝日カレンダー」 Contents1 マレーシア 2018年 祝日カレンダー2 日本とマレーシアの祝日:日数の違いは?3 …

【マレーシア】土砂災害の前兆とは?そのチェックポイント

Contents1 マレーシアは自然災害がないって本当?2 自宅周辺で気を付けること2.1 床や基礎、その他建物の構造部分等にひび割れができる2.2 斜面にある構造物などが普段の位置から動いている2. …

【マレーシア】街路樹には気をつけよう→その理由とは!?

欅 (けやき)、桜、トチノキ、イチョウ、さらにはメタセコイア。そう、これらは日本の道路を彩る街路樹の一部です。「新・日本街路樹100景」なども選定される程、美しい並木道というのは日本人の感性に訴えるも …

【マレーシア】「ミニカーコレクションをクールに飾りたい」→斜め上の発想で実現

by Gaku.Y ミニカーの世界には、数百台から数千台の単位で収集するコレクターと呼ばれる人たちがいます。 日本では狭い部屋で置き場所に苦労しながら飾っている方も多いと思いますが、マレーシアのあるコ …

絶対見たい!本場モスクワ・サーカス -The Moscow Circus- のマレーシアツアー (2018-19)

モスクワ・サーカスのエントランス Contents1 モスクワ・サーカス (The Moscow Circus) とは?1.1 <ツアースケジュール>2 注目したいパフォーマンス2.1 ジ …

このブログについて

東南アジアに住む筆者が、コーヒーコラムやテイスティングノート、また競技会や展示会等のイベントなど、コーヒー文化と地元の情報を現地から発信していきます。


管理人: Gaku

30代の通訳者です。
マレーシアのクアラルンプール在住。

[好きなモノ]コーヒー、写真、バイク、温泉、ラーメン

毎朝、妻と二人でコーヒーを飲むのが日課。でも、珈琲ネタを語りだすとサラリと流されます。